
振り返って見ますと、8月は森林を適切に管理して木材をおおいに利用することが、大切ですよと、木材は再生可能な生物資源です。木材をおおいに利用することで、元気な山をつくり、町の人々や海の人々の暮らしを守っていく。今日、木材を使わなくなった事で、山が荒れるのですよというお話をしました。そして、9月、10月、11月は、木材の特徴について、お話しました。木材は、大変調湿性が良く、そこにある限り、24時間、電気代も要らずに、エアコンのような働きをします。そして木材は、大変断熱性が良く、水を1としますと、木材は0.5、鉄は105。数字が小さい程断熱性が良いわけで、木材は、鉄の210倍断熱性が優れています。また、人と木材は大変相性が良く、学校の校舎を木造にしたら、子供達も先生方も生き生きとして、いじめや不登校が減り、インフルエンザによる学級閉鎖が半減した。また、無垢の板の上に手を置きまして、血圧と心電図を測ってみたら、例外なくほとんどの人が、血圧が降下し、心電図も安定したという結果が得られたというお話をしました。そして、12月は、元々、日本の家造りは循環型の自然に優しい営みでした。床も、壁も天井も、目で見える所に、手で足で触れる所に、自然素材を使うことで、私達人間はその空間で癒される。家は、やはり工業製品ではいけない事が、やっとわかってきましたと。そして先月1月は、消費者の皆さま方の、意識改革をお願いします。近くの山の木で、地場の工務店、大工さん、設計士の皆さん、そして私共材木屋と皆さま方が一緒になって、家造りをしていく事で、山を守り自然を守り、そして皆さま方のご家族の健康で幸せな暮らしを、ひいては潤いのある街づくりをしましょうねと。
まとめとしまして、それでは私達の家、住まいとは一言で言えば何でしょう。住まいとは、環境です。今ほど、環境が問われる時代は、もちろん過去にはありませんでした。実は、住まいこそが、私達にとって、もっとも身近な環境なのですね。この視点に立って、家造りを考えて見て下さい。何が必要で、何が贅沢か、どんな家が良い家か、ご理解いただけると思います。後悔のない、家造りをして欲しいと思います。これからは、私共材木屋さんにご相談いただければ、幸いに思います。



