森林を適切に管理し、木材をおおいに利用することが、どんなに大切なのか、というお話をしたいと思います。木は太陽の光、水、CO2、そして土の養分を吸収しながら、成長します。炭酸ガスを取り込み、酸素を吐き出しています。ですから、木を焼いたら炭素である炭ができるのです。今日、森林の持つCO2を吸収し固定する働きや、地球温暖化を防ぐ効果があるとして、大変注目されています。そのためには、森林の旺盛な生命力と成長量を保たなければなりません。若い木の多い森林は、成長量が多いのでたくさんの炭酸ガスを吸収します。木材を私達の生活の中に、もっともっと積極的に取り入れ、住宅や街造りとしての木造施設などに、おおいに使うことにより、山の人々は元気を出して、植林と山の手入れを繰り返すことが出来るのです。しかし、今日、木材の使用量が激減し、一人当たりの消費量がアメリカの約半分です。山の仕事がなくなり、山が放置され、山林崩壊の危機が今叫ばれています。木材は再生可能な生物資源です。これから、もっと木材をおおいに利用し、元気な山を、ひいては、元気な山村を取り戻さなければなりません。また、良く管理された森林は土砂崩れを防ぎ、良質な水を供給し海に下っては魚を育てています。ですから、山の人々の暮らしはもちろん、街の人々の暮らしも、海の人々の暮らしも支えています。地元でとれた、自然の素材である木材を使うことで、地域の自然を守ることが出来るというわけです。




