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私の家づくり その9 (いい家はいい人間を作る)

更新日:09/07/01

  先日は、弊社で「住まいの寺子屋」を開催しました。今後シリーズでこの勉強会を継続していく予定です。参加いただいた皆様には心より感謝を申し上げます。終了後のアンケートでは、皆さん大変ご満足いただき、2時間の勉強会が短くてもって聞きたかったとの感想をいただき大変感激しました。先般の40人の講演会でも全く同じようなアンケートをいただき、私が平素主張してるように、家のデザインや設備、性能の良し悪しよりも、まずは暮らし方や、いい家とはどんな家なのか、家は何のために建てるのかと言った「家と暮らしのかかわり」「人間形成(教育)における家の役割」などと言った心(ソフト)や暮らし向きそのものの方がはるかに大切であり、関心を向けるべきであることがわかっていただいたものと思います。
  もう8年も前に建てさせて頂いたご夫婦は、「円の家に住むようになってから、それまでの人生がことごとく好転して、家族も皆明るくなって、運勢や運気までが好転していくのが怖いぐらいですよ・・・・・」と、こちらこそ怖くなるぐらいの満足・感動の言葉を頂きました。
  皆さんは、人は何のために家を建てたがるのか考えたことありますか?古くなったから・・・、狭くなったから・・・、子供が大きくなったから・・・、どれも正解でしょう。しかし、それが理由で暮らしや生活が、どうだから、どうなったから、どうなってしまいそうだから建てたい・・・ということ、つまり暮らしの不満や不安ですよね。一言でいうと、弊社のキーワードである「癒し」と「感動」、つまり「心の安らぎ」「家族の団欒」が欲しいわけじゃないですか?  じゃあ、それってどんな家だと手に入れられると思いますか?  高いキッチンですか? きれいなクロスですか? カッコいいデザインですか? 先進の機械装置ですか? ブランドメーカーですか? ・・・ なるほど、それもないよりはあったほうがいいですかね。 でもそれって自分だけの自己満足じゃないですか? でもよく考えて見てください。 家族の団欒はどうなったんですか? 子供の成長は? 子供の教育は? 家族みんなの心の安らぎは?  
  「人間は環境の動物」といわれます。 あなたの子供が、日本で育つ、アメリカで育つ、中国で育つ、アフリカで育つ・・・たぶん、人格や性格や価値観、人生観全て違った別人に育っていくことでしょう・・・。そして、その環境の違いはお国柄であり、文化であり、気候風土であり、その象徴(集大成)が「家」だとしたら・・・。つまり前回も申し上げたように、まさに「人は家を造り、家は人を作る」のです。家づくりは人間作りであり、人間形成に大きな役割を担っていると思います。  そうです。家づくりで一番大切なことは、人間形成、人間教育に功ある家づくりであり、便利な家づくりやきれいな家づくりや贅沢な家づくりではないはずです。 昔のような、純粋で正直で屈託のない「いい子供」の育つ家は、心身に優しく環境や気候風土に馴染みよい「自然素材」の健康で穏やかで心のゆとりのある家以外にはありえないのだと思います。また、自然素材の昔の家の暮らしには、教育があり、学びがあり、躾があり・・・、それが日本社会のモラルや秩序の源じゃなかったでしょうか・・・・・。
  長くなりました。今日はこのあたりで・・・。有難うございました。

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