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私の家づくり その5 (原点)

更新日:09/04/23

   創業して3年、本格的に「木造住宅」に取り組んで6年が過ぎた年、「島根県住まいづくり協会」主催の「しまね県民住宅祭」(八雲、日吉台サニーハイツ)に「円建創」として初めてモデルハウスを出展しました。当時はまだ大手メーカーの住宅祭という色彩が強く、地元の、ましてやたった5、6人の零細工務店なんかとても出展なんかおこがましいという空気の中で、メーカーなんぞに負けてたまるかというという強い思いと、学習してきた私の家づくりの世間の評価を聴いてみたいという動機で出展しました。メーカーの一律な企画住宅が大部分の中で、わが社の完全オリジナルで個性的な自然素材住宅(と言っても、当時はまだ床はカラーフローリングでしたが・・・)は珍しさも手伝ってか、大変人気を呼び、今では考えられない多くの来場者で賑わったことを覚えています。
   木造の家づくりに転向し、いろいろ迷い失敗を繰り返した手探りの中で、自分の理想の家づくりを考えながら張り切ってた当時から、「家族の団欒とぬくもりのある家」「生活の変化に対応して模様替えし易い家」「長く生き続ける家」「感動する家」・・・などは、今でも変わらぬ大切な家づくり理念として生き続けています。
   ただ、現在私が一番重要な視点として力を入れていることで、ほとんど意識にもなかったのは「健康」というテーマでした。まだ「シックハウス」という言葉さえ聞き慣れない当時は、ホルムアルデヒドなどの所謂「新築のニオイ」が、まさか猛毒であったとは私自身考えもしなかったことでした。その事実が明らかになっていくにつれ「何ぼ何でも一生の財産をつぎ込んで幸福や夢を買ったはずの家が、実は病気になる家だった」では済まされないだろう・・。それ以来、第一テーマは「健康」です。
   更には今でもまだまだほとんどの消費者の皆さんが、家が身体はもとより、心の健康にも密接に関係しているという事実を知らずに、目先の損得や甘い仕掛けに惑わされながら、不幸な家づくりを進めていることが残念(お気の毒)でならない。皆さん早く気づいてください!。「家づくり」は、単なる生活のための「箱を造る」ことではないことを・・・。身も心も人生をも変える、最も身近で大切な暮らしのための「環境を創る」ことそのものであることを・・・。

コメント

青森ひば様からのコメント (04.24 - 22:21)

 青森市より発信します。私は家とは、木々の第二の人生というか 樹生だと思います。先人の人は どんな物にも魂が宿ると思い 身の回りにある道具や家を大切に慈しんで生活してきました。ただの物ではなく 魂のやどる物として樹木をもっと愛して頂きたいと 私は思います。

ここで 樹木のコラムとして 「被爆のイチョウ」について のべます。 イチョウは火災に強いということは良く知られていることです。 広島市の「被爆のイチョウ」は原爆が落ちた地点から約一キロ離れた地点にありました。約2,000度?3000度の温度と風速三百メートルの爆風にさらされながらも 突然変異することもなく 生き続けました。 その姿に
何人もの人が勇気づけられたことは 間違いのないことだと思います。

人よりも深い経験を積んだ 木々に魂はきっと宿っていると 私は信じたいです。 

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